古くから滋養に役立つ健康食品として親しまれ、特に肝臓に良いことで知られるシジミ。このシジミの効果こそ、オルニチンの力と考えられます。オルニチンはシジミに特徴的に多く含まれる成分で、肝機能を向上させると考えられています。オルニチンの存在を知らなかった人々も、シジミを食べることで、知らず知らずのうちにオルニチンの恩恵を受けていたのかもしれません。
シジミエキスが肝臓に及ぼす影響について試験を行ったところ、肝機能の改善に顕著な効果があることが確認されました。
過去の健康診断で肝機能の指標となる数値(γ‐GTP、GOT、GPT)が高いと指摘されていて、治療薬の服用をしていない肝機能要注意者9名*と健常者1名を対象に、試験を行いました。アルコール摂取も食事もいつも通りの生活を維持したまま、試験の第一段階として毎夕食前に220mgのシジミエキス粉末のカプセルを6粒摂取、13週間後からは第二段階として毎日朝夕の食事前に6粒ずつ1日計12粒を摂取していただきました。
*肝機能要注意者9名は全員がアルコール性の肝障害
試験のスタート時点から2週間ごとに血液検査を行い、数値の変化で肝機能の改善効果を確認したところ、試験参加者全員のγ‐GTP値が下がり、悪化した例は全くありませんでした。また、γ‐GTPが特に高かった参加者の数値の低下は、一目瞭然です。
このことから、シジミには肝臓の働きを良くする高い効果があると考えられます。
※ 出典:青森県産業技術センター工業総合研究所
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