オルニチン研究室

研究16

研究16 オルニチンの睡眠・目覚め改善効果の検証

現在、日本人の半数以上が「寝つきが悪い」「熟睡できない」「目覚めが悪い」といった眠りに対する不満を抱えていると言われています※1。そこで、疲れ気味の方を対象に、オルニチンが睡眠や朝の目覚めに及ぼす影響について検討試験を行いました。その結果、就寝前にオルニチンを摂取する事により、眠りの体感が良くなり、翌朝起床した際 に頭がより早く目覚める可能性が示されました。

※1 厚生労働省「国民健康・栄養調査2011年」

オルニチンで眠りの体感や、翌朝の目覚め改善!

オルニチンが睡眠や朝の目覚めに及ぼす影響の試験

被験者

以下の条件に当てはまり、計画書通りに試験を実施できた男女22名。
・勤労者(土日が休日で、交代勤務でない方)
・疲れ気味の方※2

※2 気分や感情の状態を測定するアンケートである「気分プロフィール尺度(POMS)短縮版」において、疲労スコアが高く(T得点50以上)活気スコアが低い(T得点50以下)方

試験食品

オルニチン 800mg または プラセボ※3

※3 プラセボとはオルニチンの入っていない試験食品のこと。

お疲れ気味オフィスワーカー 男女22名

試験方法

1週間のうち、火曜日と木曜日の2回、就寝の約1時間前にいずれかの試験食品を摂取してもらった。その後就寝し、翌朝の起床時にアンケート(OSA-MA※4、VAS※5)やパフォーマンステスト(ストループテスト※6、計算問題、片足立ち時間測定)を行った。
同様の試験をもう一方の試験食品を用いて、別の週にも再度行った。

※4 OSA睡眠調査票MA版。起床時に睡眠の質や寝起きの体感を問うアンケート。
※5 Visual Analogue Scale。主観的な感覚や体感の度合いを10cmの線分を用いて数値化する方法。
※6 文字の色や文字の意味する色を問う4つの課題にできるだけ早く回答するテスト。課題への集中力や頭の働きを評価する。

試験結果

オルニチンを摂取することで、眠りの体感や翌朝の頭の働きが改善する可能性が示されました。

翌朝起床時のアンケートの結果、OSA-MAの「入眠と睡眠維持」の項目でオルニチン摂取群で有意な改善が認められました。また、ストループテストの中で最も複雑な課題である課題4において、オルニチン摂取群で有意な改善が認められました。

この結果から、就寝前にオルニチンを摂取すると、眠りの体感が良くなり、翌朝起床した際に頭がより早く目覚める可能性が示唆されました。疲労回復効果が既に知られているオルニチンですが、睡眠の質を向上させることにより、朝の目覚めの良さにつながっている可能性が考えられます。

オルニチンは 睡眠や目覚めの改善に効果あり!

監修: 銀座アンチエイジングラボラトリー 森田 祐二