
体内にアンモニアが増加することによって疲労(運動量低下)が引き起こされることを動物試験で確認し、この疲労に対するオルニチンの効果を調査しました。その結果、オルニチン摂取によって、アンモニアによる疲労が抑えられることが確認されました。
マウス
①コントロールグループ(CTL)
②ウレアーゼ※1 投与グループ(Ure)
③オルニチン+ウレアーゼ※1 投与グループ(ORN+Ure)
(各グループ10匹)
※1 体内のアンモニアを増加させる酵素。
マウスに通常のエサを7日間与えて環境に順応(馴化)させた後に、3グループに分けた。 その後①、②グループは通常のエサで、③グループは通常のエサにオルニチンを1%混入した飼料で飼育した。 ①、②、③グループとも試験前日から絶食し、試験当日に①グループには生理食塩水を、②、③グループにはウレアーゼを腹腔投与した。投与から4時間後にトレッドミル(マウス用ルームランナー)運動試験を実施した。運動試験は3回行った。
マウスをトレッドミルの上で走行させ、走ることができなくなるまでの時間を計測した。走行時間を比較し、アンモニア性疲労に対するオルニチンの効果を評価した。


ウレアーゼを投与されて体内にアンモニアが増加したウレアーゼ投与グループ(②)は、コントロールグループ(①)よりも走行時間が短くなりました。このように、体内にアンモニアが増加すると運動量が低下することから、疲労が起こりやすくなることがわかります。また、オルニチンを摂取していたグループ(③)では、ウレアーゼ投与による走行時間の低下が抑えられました。
この結果から、オルニチンには体内のアンモニア増加による疲労を抑制する効果があると考えられます。

出典:協和発酵バイオ株式会社
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